増改事例
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玄関ドア・窓の交換からトータルなリフレッシュ工事まで、
ひと足早く快適な生活を送られているご家族をご紹介します。
現代のくつろぎを備えた梁のあるリビング
長崎県 O邸

【施工店】一新助家 佐世保中央店 有限会社バイパス美建

思い出の詰まった母屋を再び家族団欒の場に築70年の母屋を、梁と柱だけ残して改装する大胆なリフォームを行ったO様邸。祖父からの受け継いだ住まいに込められた愛情や思い出はそのままに、家族のこれからを考えたリラックス空間が出来上がりました。

「想像以上の出来で感動しました」とリフォームの思い出を語るO様と久田さん。今では以前の居間の風景が思い出せないほどすっかり新しい空間に馴染んでいるとか。

アクセント窓を繰り返し配することでデザイン性をアップ。奥に見えるドアは仏壇と押入れ。ともに梁の色合いに合わせてダークブラウンにし、奥行きを感じさせる洋風の折れ戸やドアに

汽笛が響く港町、佐世保。O様邸はその市街地から少し離れた山間に位置。背後には杉林、正面には段々畑や清らかな川が流れる自然 豊かな地域で、ホタルの里としても知られています。その中腹に建つお宅は、昭和初期にご主人の今は亡き祖父が建てたもので、自家の山林から木を切り出すことから始めて、完成までに5年の月日を費やしたという自慢の家です。かつては囲炉裏もあったそうで、ご主人も幼い頃をこの母屋で過ごしました。増築した離れに暮らしの拠点を移してからも事あるごとに親族が集まっていましたが、最近では老朽化が進み、生活スタイルも変化したことから、年に数回しか使わないスペースになっていました。

光を通す樹脂パネルが空間の広がりを演出する入り口。右はバスルーム、左は玄関とおばあちゃんの部屋につながっている
担当した大工さんもその組み木の精密さに驚いたという梁。シャンデリアが陰影をつける夜はひと味違った雰囲気に
アール天井にやわらかな光が反射する通り沿いの壁。吹き抜け空間のアクセントとしても効果的
「思い出の空間をなんとかよみがえらせたい」、「釘を使わずに組まれた柱や梁の1本1本に刻まれた家族の歴史を孫にも伝えたい」そんな気持ちから、和に欧風テイストを織り交ぜたデザインが得意で、以前奥様が働くカフェの内装も手がけた『一新助家』登録店の久田さんに相談。リフォームなら、柱と梁を残しながら現代の暮らしにマッチした空間造りができると聞き、プラン作りが始まりました。

ご主人が小さい頃に貼ったシールの跡がうっすらと残る柱。これこそリフォームならではの思い出の形

ご主人が一番気に入っているというリビング正面の景色。丸いFix窓には屋外の緑や月が顔をのぞかせ、室内にいながら季節を感じることができます ひとりひとりの夢と快適をリフォームで実現大好きな雑貨が似合うスタイリッシュなリビングや家族と話しながら料理ができるキッチン、壁の色など、家のソフト面は奥様が担当。久田さんもこれまでの経験をすべて注ぎ、家族全員の夢が叶うプランを考えました。弱っていた躯体は柱と梁をのぞいてすべて解体し、基礎工事からスタート。天井を取り払ってあらわになった梁を丁寧に洗浄して磨き、床の高さを30センチほど低くして、5.6メートルの吹き抜け空間を実現しました。県境につながる道路に面した窓はこれまでの掃き出しをやめて壁にし、アクセント窓を多用することで採光を確保しながら人目を遮断。外観もおしゃれに演出しました。

このようにしてほんの少しアイボリーを混ぜた白壁や、ゆとりを感じさせるアールのデザイン、軽やかさをかもし出す半透明の室内引戸が梁の力強さを引き立たせる、開放感たっぷりのリビングが完成したのです。

次世代に託すのはしあわせな笑顔O 様邸のリフォームのポイントは、現代のライフスタイルを重視したこと。らせん階段を上った先にある中二階にご主人の趣味の空間を、リビング奥にはエプロン作家としても活躍する奥様の工房を造ったのもこれからの人生をいきいきと暮らすための準備。古いものを守ることに執着しすぎず、これから先の暮らしを見据えて思い切ったリフォームを実行したことで、自然と人が集まり、次の世代にも大切に受け継がれる新しい空間が誕生したのです。実は今回のリフォームには、もうひとつ大きな目的がありました。それは90歳になるおばあちゃんの部屋から母屋までをバリアフリーにすること。段差が多かった以前の母屋では、足の弱いおばあちゃんが仏間までひとりで行くことは困難で、好きな時に仏壇に手を合わせることができませんでした。今ではおじいちゃんに朝夕の挨拶をするために、おばあちゃんが部屋を出る回数も増え、家中があたたかな空気に満たされています。

リフォームに際して多少の不安はあったというご夫婦も、現在は週末ごとにお客様や孫が訪れるにぎ やかな時間を過ごされています。「柱のキズひとつでも会話が尽きないんですよ」。家の話になると普段より饒舌になるご主人を見つめる奥様の横顔もとてもうれしそう。最近は「早く帰ってくるね!」が娘さんの口癖だとか。この言葉がご家族の満足感を何より表しています。

庭へ続く大開口の折れ戸は、あえて黒を選択。サッシが額縁代わりとなり、屋外や芝生の緑が一枚の絵のように見える工夫だ
清潔感を意識して水回りを白で統一したのは奥様のアイデア
トイレもスタイリッシュなウッデリアiSの室内ドアを採用。ゆるやかなカーブを描く壁のデザイン性を高めている


空間と間接照明を巧みに使った夕刻の玄関。思わず声を上げる人も。
アールの壁の向こうは芝生の庭。夜は間接照明とアクセント窓からこぼれる明かりがドラマチックにライトアップされる

瓦屋根に白壁の玄関。新しい住まいの顔は通り沿いのなかでもひと際目を引く存在

リフォーム前の外観。掃き出し窓からの人目が気になっていた
躯体も基礎も老朽化が進んでおり、畳やぬれ縁の床が浮いた状態だったかつての母屋



T様邸DATA
◎工期/約90日
◎工事予算/約1000万円

※掲載情報は、施工当時のものです。現在販売を終了している商品もございますので、あらかじめご了承ください。

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